「空き家をこれから管理することになった」
「空き家の管理でよくあるトラブルを教えてほしい」
このようにお考えの方は多くいらっしゃいます。
空き家の管理を経験したことがないという方は多いです。
そこで今回は、空き家の管理でよくあるトラブル事例を紹介します。
□よくあるトラブル事例について
ここでは空き家管理でよくあるトラブルを紹介します。
全部で6つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1つ目は、家の倒壊や火事の危険性です。
空き家は人が出入りしなくなりますよね。
家を締め切ったままにしていると皆さんが想像しているよりも早く家が老朽化位します。
老朽化が進んだ段階で地震や台風が直撃すると、倒壊してしまうということも少なくないでしょう。
2つ目は、災害時の屋根材の飛散です。
老朽化が進行していると屋根材が飛んでいってしまうということもあります。
飛んでいった屋根材が人や建造物に当たってしまうと大きな問題に発展するでしょう。
3つ目は、雑草や害虫の繁殖です。
雑草が生い茂り、害虫が発生すると近隣の方とのトラブルになってしまうでしょう。
特に害虫によるトラブルは気をつけたいところです。
4つ目は、犯罪に巻き込まれる可能性があることです。
ゴミの不法投棄場となったり、犯罪者に住みつかれたりすることが予想されます。
5つ目は、近隣の不動産価値が低下することです。
荒れた状態の空き家は付近の不動産価値も低下させてしまうので、気をつけましょう。
6つ目は、税金の負担が大きくなる可能性があることです。
特定の空き家に指定されてしまうと、固定資産税の優遇措置が利用できなくなり、最大で6倍もの税金を納める必要が出てくるかもしれません。
強制執行された場合には、解体費用を負担しなければなりません。
今回紹介した内容はどれも管理が疎かになったことによるトラブルです。
こまめな点検や掃除をしていればこうしたトラブルに巻き込まれることはほとんどないでしょう。
□空き家を管理する際のポイント
ここまでは空き家を管理する際によくあるトラブルを紹介しました。
ここからは空き家を管理する際のポイントを紹介します。
1つ目は、換気です。
家が老朽化する原因は換気がされていないことによるものが大きいです。
定期的な空気の入れ替えをしましょう。
2つ目は、通水です。
水道も使わずに放置していると、水道管が錆びてしまいます。
そうなると錆が原因で水道管が破裂することもあります。
3つ目は、雨漏りの確認です。
雨漏りを放置していると、壁や畳にカビが発生してしまうでしょう。
建物の構造から腐ってしまうことにもなるので、注意が必要です。
4つ目は、掃除です。
やはり掃除はとても大切です。
特に庭の手入れは念入りに行いましょう。
□まとめ
今回は、空き家の管理でよくあるトラブル事例を紹介しました。
どういったトラブルが起きるのかを知っておくことである程度未然に防ぐことはできるでしょう。
空き家の管理について他にも聞きたいことがある方はお気軽にご連絡ください。