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築30年一戸建て住宅の資産価値は?売却時の注意事項も紹介します!

実家を相続した方の中には、物件の築年数が30年を超えているという方もいるのではないでしょうか。
その価値についてだけでなく、売却のコツについても、疑問やお悩みはあるでしょう。
今回は、築30年一戸建ての相場と売却のポイントを紹介します。

 

□築30年一戸建ての相場とは?具体例を用いて紹介します!

築30年程度の一戸建てでも高い価値が付くことがあります。
まずは、具体的な事例を見ていきましょう。

まず紹介するのは、築27年木造二階建ての一戸建てに310万円の価値が付いた事例です。
居住用として買い取られ、外壁・屋根の塗装や床・内装の全面リフォーム、キッチン・浴槽・洗面所等の水回りの設備改良が完了した後、入居されました。

続いては、築37年木造二階建ての一戸建てに200万円の価値が付いた事例です。
この事例では、買い手がリフォームとリノベーションに1000万円ほどの高額投資を行った後で、入居しました。

これらの事例からも分かるように、土地代抜きで建物の価値だけに着目すると、200万円~300万円程度が築30年一戸建ての取引相場です。

しかし、取り壊し工事を行った後で売却した場合、100万円程度の出費が発生するので、結果として300万円~400万円程度の収益差が出ることになります。
売り手側から見ると、築30年程度の一戸建てでも取り壊さずに売却するのがおすすめです。

 

□築30年以上の一戸建てを売るときに注意すべきポイントとは?

たとえ築年数が30年を超えていても売れる物件はあります。
本項では売れる物件のポイントを紹介します。

立地の良さは、売れやすい物件の共通点です。
特に、物件自体の価値が低い築30年以上の物件は、その価値は利便性の良さによって判断されます。
駅や、スーパー、薬局など生活に密接した施設へのアクセスが良い物件は中古でも人気があります。

地震が多い日本では、耐震性の高さも重要です。
特に、築30年付近の物件は、1981年に改正された耐震基準を満たしている物件と、そうでない物件があります。
後者の物件は避けられがちですが、耐震工事を適切に行っている物件は、新耐震基準を満たしている物件と同等の価値があると判断されることもあります。
築30年を超える物件の売却を検討するときは、これらの条件を満たしているか注意しましょう。

 

□まとめ

築30年を超えるような古い物件は、どうやっても売れないと考えられることがあります。
しかし、そのような古い物件でも売れやすい条件を満たしているものはあります。
自分の物件がどの程度価値があるのか、売却前に慎重に査定しましょう。

投稿日:2022/01/20   投稿者:-