相続手続きをしなかったらどうなる?相続手続きをすることは重要です! | 盛岡、岩手周辺の不動産をお探しなら株式会社ホットハウス 盛岡支店にお任せ下さい。

岩手県で不動産・土地マンションをお探しなら盛岡のホットハウス

営業時間9:20~17:40定休日日曜日、祝日、GW、お盆、年末年始

相続手続きをしなかったらどうなる?相続手続きをすることは重要です!

身内に不幸があった場合には相続手続きが必要です。
この手続きに関しては期限を守れなかったり、そもそも手続きの存在自体を忘れてしまったりする人がいます。
名義変更などの手続きはやっておかないとどんどん先延ばしになってしまうので注意したいところです。
今回は、相続手続きの重要性について紹介します。

 

□相続手続きをしない3つのリスクとは

1つ目は、預金の権利が失われるリスクです。
預金を相続した時には金融機関で名義変更するか解約払い戻しを受ける必要があります。
もし手続きせずに10年経ってしまうと預金口座が休眠口座の扱いになってしまうので注意です。

このケースにかかわらず、長期にわたって取引していないと時効となり、払い戻しの権利が剥奪されてしまうので気を付けましょう。

2つ目は、株式の名義を変更しないリスクです。
株式を引き継いだ時には株式の相続手続きをする必要があります。
この手続きは株式の名義を変更して、上場株式の場合は相続人名義の証券口座に株式を移行するという手続きになります。

5年以上この手続きをしないと株主所在不明扱いとなり、競売にかけられたり会社に買い取られたりするので注意しなければなりません。
手続きを忘れて株主としての権利を失わないように、証券会社や株式発行会社に株式の名義変更手続きを申し出る必要があります。

3つ目は、借金を相続してしまうリスクです。
被相続人が未払い家賃、滞納した携帯料金などの借金を遺して死亡した場合の負債は基本的に全て相続されてしまいます。
これを回避するためには相続の存在を知ってから3か月以内に家庭裁判所にて相続放棄の手続きをしなければなりません。

 

□相続手続きの重要性について

相続放棄の手続きを除いては、相続手続きをしなかったとしても基本的にすぐペナルティが発生するというわけではありません。
しかし、いつか手続きをしないといつまでも名義が亡くなった人のままで凍結されてしまいます。

相続手続きはそこまで急ぐ必要はないので必ず行うようにして、亡くなった人への礼儀の意味合いも含めて完了させると良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、相続手続きをしなかった場合に考えられるリスクと手続きの重要性について紹介しました。
相続手続きは面倒だと感じる部分も多いと思います。
ただ、いつまでも亡くなった人の名義が存在しているという状態になるのは好ましくありません。
必要な手続きは忘れないように全て行うと良いでしょう。

投稿日:2022/02/16   投稿者:-