「土地の境界線の立会いを求められたけれど、なぜ立会う必要があるのか」
「土地の境界線の立会いをする際の注意点は何かな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、土地の境界線の立会いについてと、立会う際の注意点について解説します。
□土地の境界線の立会いについて
土地の立会いを求められたけれど、なぜ立会わなくてはいけないのかと思われる方もいるでしょう。
そこでここでは、土地の境界線の立会いが求められる理由と、受け入れるべきかについて解説します。
*土地の境界線の立会いが求められる理由
1つ目は、土地の売買をするために正確な面積を確定させるためです。
後に発生してしまうトラブルを防ぐという意味で、不動産会社から境界確定測量が求められるからです。
2つ目は、分筆や地積更正等の登記をするためです。
土地の分筆登記や地積更正登記を法務局に申請するためには、隣地所有者と立会い、すべての境界線を境界確認する必要があります。
3つ目は、ブロック塀や境界標を正しく設置するためです。
ブロック塀や柵などを設置するときに境界があいまいでは困りますよね。
*立会いを受け入れるべきか
立会いは、初対面の人を敷地に入れる必要があるため少し抵抗があるという方も多いでしょう。
しかし、立会いをすることで以下のようなメリットがあります。
・隣の土地との境界を明確にできる
・測量費用・測量図面を無料で手に入れられる
・自分の土地の価値があがる
これらのことから、立会いは受け入れるべきと言えるでしょう。
□立会いをする際の注意点とは?
ここでは、立会いをする際の注意点について解説します。
立会いでやってはいけないことは、ずばり「時間に遅れること」です。
定められた時間前に行き、万全の体制で待つと良いでしょう。
多少アクシデントが起こったとしても十分に間に合うように、時間に余裕を持って到着するように計画をしておきましょう。
それだけではなく、立会いには必要な持ち物もあります。
名刺、朱肉、印鑑マット、ボールペンといった物を準備しておきましょう。
前日には持ち物を揃えた状態にして、当日は余裕を持って時間前に到着できるようにすることをおすすめします。
□まとめ
今回は、土地の境界線の立会いについてと、立会う際の注意点について解説しました。
この記事でご紹介した注意点を意識して立会いに参加すると良いでしょう。
何かご質問や疑問点等がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。