「空き家を放置してしまっている」
「空き家問題の対策を知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は空き家の問題の原因と対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□空き家問題の原因とは?
1つ目の原因は日本人は新築住宅を求める傾向にあることです。
国土交通省のデータによると日本の新築住宅着工戸数は98万戸です。
しかし、既存住宅の流通量は17万戸とかなり少ない数字になっています。
既存住宅の流通量が占める割合はわずか14.7パーセントです。
一方アメリカでは既存住宅流通量割合は90.3パーセント、イギリスでは85.8パーセント、フランスでは64.0パーセントとなっています。
日本は中古住宅を避けるため、空き家が増える傾向にあります。
2つ目の原因は相続した家をなかなか解体できないことです。
解体するのには相当の費用がかかります。
そのため、解体費用を負担するのが惜しいと考えて、活用されないまま残る空き家が増えていきます。
3つ目の原因は解体してしまうと固定資産税が高くなることです。
空き家の状態で放っておくと固定資産税は最大で6分の1に軽減される制度があります。
しかし、解体してしまうとその制度が活用できなくなり使用していないのにも関わらず通常通りの固定資産税を支払う必要があります。
□空き家問題の対策とは?
1つ目は空き家バンクに登録することです。
空き家バンクとは空き家の所有者と空き家の利用希望者を繋げるものです。
自治体などによって運営されています。
2つ目は空き家管理サービスを利用することです。
NPO法人空き家・空地管理センターでは外からの目視点検を行い、写真付きの報告を行ってくれるサービスが月々100円で受けられます。
このサービスを受けるといつの間にか劣化して倒壊しているなんてことが起きません。
民間企業でも清掃まで行ってくれる管理サービスがあります。
興味があればご相談してみてください。
4つ目は空き家の売却です。
空き家は所有している限り、固定資産税を支払い続ける必要があります。
また、手入れを行っていないと倒壊するなどのリスクがあります。
このように空き家の所持にはデメリットが多いですが、空き家を売却してしまえば固定資産税を支払う必要もありませんし、手入れを行う必要もありません。
□まとめ
空き家問題の原因と対策をご紹介しました。
放っている空き家がある場合はぜひ当社にご相談ください。
売却を行い、空き家のデメリットから開放されましょう。