空き家であっても、水道は止めるべきではありません。
基本的に誰も使わないので、止めた方が良いと思われているかもしれません。
この記事では、空き家の水道を止めない方が良い理由をご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。
□空き家の水道は止めるべきではない?
なぜ水道の契約を続けた方が良いのでしょうか。
その理由は、水道管は適切なメンテナンスが必須であるからです。
水道を止めてしまうと、水道管に全く水が流れなくなってしまいます。
水道管に水を流さず、長期間放置しておくと水道管が錆び付いてきたり、破損しやすくなったりします。
しばらく使われていない水道から赤茶色の水が出てきた経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これはサビが進行している証です。
サビが進行して破損してしまうと、修理に大きな費用がかかってしまいます。
サビが混じった水を使用するのは、健康的にも良くないでしょう。
また下水管からの悪臭や害虫を防ぐという目的もあります。
長期間水を通さないと、下水管にも悪影響があります。
悪臭がしてきたり、害虫が沸いてしまったりするリスクがあるでしょう。
それらを防ぐためにも、水道は止めないことをおすすめします。
□その他ライフラインも止めない方が良いです
空き家であっても基本的にライフラインは止めないことをおすすめします。
ライフラインとは、水道だけでなく電気やガスも含まれます。
電気を止めると、浄化槽や給油器の不具合や劣化がしやすくなります。
浄化槽のエアポンプは通常24時間稼働しています。
稼働していないと悪臭を放つようになります。
害虫のリスクもあるでしょう。
また、電気が通ってないとそもそも電気をつけることができません。
いくら空き家でも、訪れた時に真っ暗だったら困ってしまいますよね。
電気は止めないことをおすすめします。
ガスに関しては、お湯を沸かしたり料理をしたりできなくなります。
空き家でお風呂に入ったり料理をしたりすることはあまりないでしょう。
ガスは止めてしまっても問題ないかもしれません。
ガス以外のライフラインは基本的に止めないことをおすすめします。
最低限の管理コストはかかってしまうことをおさえておきましょう。
□まとめ
今回は、空き家のライフラインについてご説明しました。
水道や電気は止めてしまうと大きな支障が出ます。
ガスは唯一止めても大丈夫なライフラインでしょう。
ぜひ参考にして適切な管理をしてください。