空き家のカビを放置していると、健康へのリスクがあります。
空き家のカビは掃除する必要があるでしょう。
カビの放置のことやカビ対策のことについて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
□空き家のカビを放置しておくとどうなる?
空き家のカビを放置されていないでしょうか。
空き家だからといって放置しておくことはおすすめできません。
カビを放置しておくと、健康被害が出てしまうことがあります。
カビが保有する病原菌は、いくつかの病気を引き起こす可能性があります。
その病気の1つは、過敏性肺炎です。
カビによるアレルギー症状によって起こる可能性のある病状です。
息切れをしたり咳をしたり、発熱があったりと、通常の風邪と同様の症状が見られます。
原因としては、カビの胞子を継続的に吸引するためと考えられています。
重症化するリスクもあり、肺機能と直結しているので、過呼吸を起こしてしまうこともあります。
注意しましょう。
また、皮膚炎もカビの引き起こす病気の1つです。
特にマラセチア皮膚炎がカビによって起こってしまうものです。
これは、人間の病気ですが、犬も発症することがあります。
空き家にペットを連れて行かれるときは注意してください。
シックハウスのリスクもあります。
カビやその他の原因によってシックハウスが引き起こされることもあります。
□カビ対策とは
上記では、カビが原因となる病気をご紹介しました。
カビがあったら放置しないことが大切です。
しかし、そもそも空き家にカビをつくりたくないですよね。
そこでカビ対策をご紹介します。
湿度の高い梅雨の時期は、冬場と比べて5倍から6倍の速さでカビが繁殖すると言われています。
湿度が65パーセント以上、室温が20度から25度以上になると、特に注意が必要です。
空き家のカビ対策としては、定期的に換気すること、風通しの良い環境をつくること、掃除をすることが重要です。
換気の際は空気の流れができるように、部屋の1つの方向だけでなく、2つ以上の方向の窓を開けることを意識してください。
また、室内に家財が散乱していたり、庭に雑草が生い茂って窓を覆い隠すほどの場合は、空気の流れが遮られてしまいます。
風通しの良い環境をつくることも大切でしょう。
□まとめ
この記事では、空き家のカビについてご説明しました。
カビを放置しておくと、健康被害が懸念されます。
カビを発生させないためにも、定期的に換気して衛生的な環境を維持しましょう。