空き家の解体でお困りの方もいらっしゃいますよね。
費用がかかるから躊躇している、そんな方もいると思います。
実は、空き家を解体する工事には、補助金が出ることをご存知でしょうか。
今回は、空き家解体の工事で利用できる補助金についてご紹介します。
空き家の解体でお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
□なぜ解体工事に補助金が出るの?
なぜ、解体工事に補助金が出るのでしょうか。
それはずばり、空き家があると問題が発生してしまうからです。
考えられる問題は、以下です。
・放火等の犯罪
・老朽化による事故
・街の景観を損ねる
・不法投棄されやすい
このような問題が生じる可能性がありますので、空き家の解体工事が促進されています。
ただし、補助金をもらうためには、以下の条件を満たす必要があります。
・一定期間使用されていない空き家
・対象の市町村内にある
・倒壊など周囲への危険が懸念される
なお、自治体によっても補助金を利用するための条件は異なりますので、一度確認してみることをおすすめします。
□空き家解体の補助金について
空き家の解体工事で利用できる補助金には、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、「老朽危険家屋解体撤去補助金」です。
こちらは、老朽化により倒壊の恐れがある危険家屋の除却を促進する制度のことです。
利用するには自治体の認定や耐震診断を受ける必要が生じます。
主に、解体費用の20%?半分程度が支給されます。
次に、「都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金」です。
こちらは、都市の景観を守ることを目的として費用を補助する制度のことです。
老朽危険家屋解体撤去補助金と同程度支給されることが多いでしょう。
最後に、「建て替え建設費補助金」です。
こちらは、空き家を解体し、一定の基準を満たす住宅を建築する際に必要な解体費用・建築費用の一部が補助される制度のことです。
以上のような補助金が挙げられます。
なお、各補助金を受けるためにはそれぞれ条件がありますので、それらを満たすかは必ず確認しておきましょう。
これらの助成事業を行っている自治体は、各ホームページで確認できます。
一度問い合わせてみると良いでしょう。
□まとめ
今回は、空き家の解体工事で利用できる補助金についてご紹介しました。
自治体にもよりますが、空き家の解体工事において補助金を出してくれることをご理解していただけたと思います。
自治体によって受け取れる補助金の種類や条件は異なりますので、お困りの方は一度確認してみると良いでしょう。