「空き家って、誰も住んでいないけれど電気代はかかるのかな」
「空き家の電気代をなるべく抑えたいな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、空き家の電気代についてと、節約する方法についてご紹介します。
空き家の電気代でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
□空き家の電気代について
空き家は、利用していなければ電気代はかからないとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、結論から申しますと、一切利用していなくても電気代はかかってしまいます。
なぜなら、電力会社との電気契約には最低料金か基本料金のどちらかの設定がありますので、利用していなくても支払う必要が生じるからです。
基本料金制は、北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力の6社です。
最低料金制を採用しているのは、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の4社です。
このように、エリアによって異なりますが、電気代として最低限支払う料金は決まっています。
□節約する方法は?
空き家では基本的に電気代がかかるとご紹介しましたが、どうしても電気代は気になってしまうところですよね。
そのような方に向けて、ここでは電気代を節約する方法についてご紹介します。
まず、コンセントを全て抜いておくことです。
コンセントを繋いでいるだけで、「待機電力」という電気代が生じます。
待機電力は大きな金額ではありませんが、少しずつ電気代を減らしていくためにも、基本的には全てのコンセントを抜いておくことをおすすめします。
次に、契約しているアンペア数を低くすることです。
電気の契約によって電気の基本料金が異なるからです。
たとえば、10Aの場合は286円ですが、50Aであれば1430円となります。
掃除機の必要なアンペア数は弱設定で2Aとされていますので、10Aや15Aで十分と言えるでしょう。
最後に、ブレーカーを落とすことです。
基本的に通電しておく必要がない場合は、ブレーカーを落としておくと良いでしょう。
ブレーカーを落とすだけでも、電気代を抑えられます。
また、ブレーカーを落とすことで、漏電が原因となる火災も防げますのでおすすめです。
□まとめ
今回は、空き家の電気代についてと、節約する方法についてご紹介しました。
誰も利用していなくても、電気代は生じます。
節約したいという場合は、コンセントを全て抜くこと、アンペア数を低くすること、ブレーカーを落とすことを試してみてください。