住みながら家を売ろうか検討されている方はいらっしゃいませんか。
住みながら家を売るのは、メリットもありますがデメリットもあります。
両者を理解して、どうするか判断することで後悔しません。
売却のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□住みながら家を売るメリットとデメリットとは
まずは、メリットからご紹介します。
1つ目のメリットは、売却資金を新居の購入費に充てられることです。
住みながら家を売るため、売買契約が完了して新しい家を購入するまで住み続けられます。
つまり、新居の購入費用に充てられるのです。
2つ目は、内覧者が実際に生活をイメージしやすいことです。
家の売却活動の一環で内覧を行います。
その際にまだ住んでいると、内覧者からしたら、実際の生活をイメージしやすいでしょう。
家具を置いた時の空間の広さも参考になるので、内覧者に対してメリットとして説明することも大切です。
3つ目は、住んでいることで家が劣化しにくくなることです。
誰も住んでいない家は、早いスピードで劣化します。
家に誰かが住んでいて、適度にお手入れすることで、良好な状態が保てるでしょう。
次にデメリットです。
1つ目のデメリットは、売却するために内覧予定を優先する必要があることです。
家で何か行事をしていたり、休日を取っていたりしても、内覧が入ったらその対応をする必要があります。
2つ目は、住人の生活感は内覧でイメージダウンにつながる可能性があることです。
住み方によっては、内覧で悪い印象を与えてしまうかもしれません。
良い印象を与えられるように、きれいにしておくことが大切です。
□住みながら家を売却するためのポイントとは
続いては、住みながら家を売却するためにおさえておきたいポイントをご紹介します。
まずは、不要な物品は早めに処分しておくことです。
内覧のことを考慮して、できるだけ家から不要なものは取り除きましょう。
そして整理整頓することが重要です。
内覧の直前には室内の空気を入れ替えてください。
人はにおいに慣れると、気にならなくなるものです。
ご自身では気にならなくても、生活臭がする可能性はあるので、内覧前は空気を入れ替える習慣をつけましょう。
□まとめ
この記事では、住みながら家を売却するメリットとデメリットをご紹介しました。
また売却を成功させるためには、整理整頓して悪い印象を与えないことや生活感を出し過ぎないことなどが挙げられます。
ぜひ参考にしてみてください。
空き家であっても、水道は止めるべきではありません。
基本的に誰も使わないので、止めた方が良いと思われているかもしれません。
この記事では、空き家の水道を止めない方が良い理由をご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。
□空き家の水道は止めるべきではない?
なぜ水道の契約を続けた方が良いのでしょうか。
その理由は、水道管は適切なメンテナンスが必須であるからです。
水道を止めてしまうと、水道管に全く水が流れなくなってしまいます。
水道管に水を流さず、長期間放置しておくと水道管が錆び付いてきたり、破損しやすくなったりします。
しばらく使われていない水道から赤茶色の水が出てきた経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これはサビが進行している証です。
サビが進行して破損してしまうと、修理に大きな費用がかかってしまいます。
サビが混じった水を使用するのは、健康的にも良くないでしょう。
また下水管からの悪臭や害虫を防ぐという目的もあります。
長期間水を通さないと、下水管にも悪影響があります。
悪臭がしてきたり、害虫が沸いてしまったりするリスクがあるでしょう。
それらを防ぐためにも、水道は止めないことをおすすめします。
□その他ライフラインも止めない方が良いです
空き家であっても基本的にライフラインは止めないことをおすすめします。
ライフラインとは、水道だけでなく電気やガスも含まれます。
電気を止めると、浄化槽や給油器の不具合や劣化がしやすくなります。
浄化槽のエアポンプは通常24時間稼働しています。
稼働していないと悪臭を放つようになります。
害虫のリスクもあるでしょう。
また、電気が通ってないとそもそも電気をつけることができません。
いくら空き家でも、訪れた時に真っ暗だったら困ってしまいますよね。
電気は止めないことをおすすめします。
ガスに関しては、お湯を沸かしたり料理をしたりできなくなります。
空き家でお風呂に入ったり料理をしたりすることはあまりないでしょう。
ガスは止めてしまっても問題ないかもしれません。
ガス以外のライフラインは基本的に止めないことをおすすめします。
最低限の管理コストはかかってしまうことをおさえておきましょう。
□まとめ
今回は、空き家のライフラインについてご説明しました。
水道や電気は止めてしまうと大きな支障が出ます。
ガスは唯一止めても大丈夫なライフラインでしょう。
ぜひ参考にして適切な管理をしてください。
不動産を売却したら確定申告をする必要があります。
確定申告をするためには、用意する必要のある書類がいくつかあります。
この記事では、必要書類についてご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□不動産を売却したら確定申告を行う必要があります
不動産売却をしたら、確定申告を行いましょう。
これは、利益が出たかどうかに関わらず、行う必要があります。
特に、利益が出た場合は確定申告は義務となっています。
どう考えても損失になっている場合は必要ありません。
しかし、利益が出たか損失が出たかは、確定申告書類に不動産売却の費用を整理してわかることも多いです。
利益か損失か不確かな場合もあるので、やはり確定申告はされることをおすすめします。
もししなかったらどうなるのでしょうか。
利益が出たにもかかわらず、確定申告をしなかったら追徴課税の対象となります。
損失が出た場合だと、確定申告によって税金が還付される可能性もあるでしょう。
□確定申告時の必要書類とは
続いては、確定申告の際に必要になってくる書類をご紹介します。
・譲渡所得の内訳書
・確定申告書B様式
・確定申告書第三表
・譲渡時の売買契約書のコピー
・譲渡費用の領収書のコピー
・取得時の売買契約書のコピー
・取得費用の領収書のコピー
・譲渡した土地の全部事項証明書
上記が必要書類の一覧です。
上から3つに関しては、税務署で入手できます。
不動産の受け渡しに関する書類は、ご自身で用意する必要があります。
コピーをする必要もあるので、忘れずに用意しましょう。
また、特例を利用したい場合は追加で準備する書類があります。
もし3000万円特別控除を利用したい場合は、戸籍の附票などの居住していたことを証明する資料が必要です。
これは、居住用の家であることを証明するためです。
10年超所有軽減税率の特例を利用したい場合も同様です。
この書類は、市区町村で入手できます。
相続財産を譲渡した場合の取得費加算の特例を利用する場合は、相続税の計算明細書と相続税の申告書のコピーが必要です。
前者については税務署でもらえます。
上記は一部になります。
それ以外にも特例を活用したい場合などは、適宜ご自身で書類を用意する必要があるでしょう。
□まとめ
この記事では、不動産を売った時に確定申告をする必要があることをご説明しました。
利益が出た場合は必須で行いましょう。
書類に関しては、早めに準備されることをおすすめします。
ご不明な点がございましたら当社までお問い合わせください。
空き家を処分したいと思われている方はいらっしゃいませんか。
空き家には利用できる補助金がたくさんあります。
補助金を知っておくことで、お得に工事や解体をすることが可能です。
ぜひご一読ください。
□空き家のリスクをおさえておきましょう
空き家にはさまざまなリスクがあります。
長期間放置しておくと、その深刻度も上がっていくでしょう。
まずは、どのようなリスクがあるのか説明します。
1つ目のリスクは、周囲の住環境への影響です。
空き家は劣化が進行すると倒壊してしまうリスクがあります。
倒壊までとはいかなくとも、外壁が剥がれてしまったり、屋根や壁が落ちてしまうこともあるかもしれません。
それらが人に当たってしまうと、怪我をさせる恐れがあります。
人に当たらなくても、住居にあたったり他人の持ち物を破損させたりすると、損害賠償の責任を請求される可能性もあります。
取り返しのつかないことになる前に、対処が必要です。
2つ目のリスクは、景観の悪化です。
劣化が進行していくと、柱が朽ち果てたり、外壁がボロボロになったりします。
景観を酷く損なうでしょう。
3つ目は、防犯面でのリスクです。
空き家は不法投棄や不法侵入、不法占拠の標的になりやすいです。
放火のリスクもあります。
犯罪の温床とならないように、対策を講じることが大切です。
□空き家で使える補助金とは
続いては、空き家で使える補助金をご紹介します。
まずは、空き家に入居する際に使える家賃低廉化支援制度です。
これは、低所得者や高齢者世帯の入居を受け入れると、空き家のオーナーが最大月4万円の支給額を受け取れるという制度です。
次に空き家の改修工事のために使える制度で、改修工事費支援制度について紹介します。
これは、空き家を改修するための費用として最大100万円支給されると負うものです。
空き家は放置されていると上記でご紹介したようなリスクがあります。
リスクを回避するために、改修を促すものです。
解体の時に使えるものもあります。
空き家解体補助金制度というもので、空き家を解体する時に地方自治体が要した費用の一部を補助する制度です。
自治体によって制度を使える条件が異なるので、お住まいの地方自治体に確認されることをおすすめします。
□まとめ
この記事では、空き家で使える補助金についてご紹介しました。
空き家は放置しておくと、倒壊などのさまざまなリスクがあります。
それらのリスクを回避するために補助金を利用してみてください。
「空き家は誰も出入りしていないから、掃除する必要はない」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし実は、空き家には掃除が必要です。
その理由について解説するので、ぜひご一読ください。
□定期的な掃除が必要な理由とは?
空き家は定期的に掃除する必要があります。
その理由をご紹介します。
1つ目の理由は、換気をして湿気を逃すためです。
空き家は基本的に空気が動かない状態です。
その理由は人の出入りがないからです。
空気が入れ替わらないと、湿気がこもってしまいます。
湿気がこもると、家財や建材にダメージを与えて劣化を進行させます。
またカビやシロアリが発生する原因にもなるかもしれません。
2つ目は、雨漏りをはじめとする家のトラブルの早期発見をするためです。
人の住んでいない家は劣化するスピードがとても早くなります。
また、劣化してトラブルが発生していてもなかなか気づけません。
それらを早期に発見するためにも、定期的に掃除する必要があります。
3つ目は、老朽化がひどい場合には、法的措置を受ける場合もあるからです。
空き家を放置していると劣化が進行して、倒壊するリスクも高くなります。
そうなると、近隣住民に迷惑をかけるかもしれません。
2015年に制定された空き家に関する特別措置では、適切に管理されていないと認定された空き家が強制執行を受ける可能性があることが決められました。
勧告を受けることでも、軽減措置が受けられなくなるというリスクがあります。
これらのリスクを回避するためにも、適度にお手入れする必要があるのです。
□空き家の掃除の頻度はどれくらい?
続いては、空き家の掃除の頻度についてです。
掃除の頻度は業者に依頼する場合とご自身で行う場合で異なります。
ご自身で行う場合は、1ヶ月に1回ほどが目安となるでしょう。
1ヶ月以上のスパンになると、ゴミが増えたり、水道管などに悪影響が及び始めます。
そのため、1ヶ月に1回は掃除や空気の入れ替えのために訪れることをおすすめします。
もし業者に依頼する場合は、1ヶ月あたりの値段で定期的に掃除してくれるサービスがあります。
遠方の方はそちらを利用することも可能でしょう。
□まとめ
今回は、空き家の掃除の必要性やその頻度についてご説明しました。
空き家を放置しておくと、劣化が知らぬ間に進行しているだけでなく、そのことで最悪の場合強制執行されることがあるかもしれません。
可能であれば、1ヶ月に1回は掃除することをおすすめします。